ワイドトレッドスペーサー取付!ヴェルファイア・アルファードにて説明!
ワイドトレッドスペーサーを取り付けようと検討中の方や、購入して取り付けようと思っている方へ、20系ヴェルファイアにて(アルファードも同じです)説明します!
ワイドトレッドスペーサーについて
ドレスアップパーツとして理想のツライチを実現してくれるワイドトレッドスペーサー。
見かけだけでなく、実際に乗り心地も少し良くなります。
また、ハンドルを切った際のロールが減ります。要するに同じスピード、同じ量のハンドルを切った時、体が外側に持って行かれる感覚が減ります。
サスペンションをスポーツタイプに交換したり、強化サスに交換したりすると、ロールは減りますが、乗り心地が悪くなります。
しかし、ワイドトレッドスペーサーは、乗り心地は良いままで、ロールが減って曲がりやすくなります。
わざわざツライチになるホイールを高いお金を払って買い直さずに比較的安価で買えるし、ホイールの選択肢が増えます。
しかし、注意してほしいのですが、ワイドトレッドスペーサーは正しい知識で取り付けないと重大な事故が起きてしまいます。
それは、タイヤの脱落事故です。
ワイドトレッドスペーサーには、大きな負荷がかかります。
外側に出す程、車重が重い程、タイヤのグリップが高い程、大きな負荷がかかり、車両に合った正しい強度の製品・正しい締め付けをしないと、最悪の場合は金属疲労により、破損しタイヤの脱落が起こります。
走行中に負荷がかかり外れてしまいますので、外れたタイヤが歩行者に当たったりすると最悪の場合どうなるかわかりますよね。
このようなことが起きないようにするために正しい知識、取り付け方をして、安全にカーライフを楽しむようにしましょう。
今回私は非常に重量のあるヴェルファイアに装着しました。
もちろん非常に負荷がかかりますので、安物の商品などは購入しないようにしましょう。
今回購入したのは、20系ヴェルファイア・アルファード専用設計の強度証明書の付いたメーカーの商品です。
シルクブレイズ(株式会社ケースペック)のフロントとリアセット品を購入しました。
20系と30系どちらも専用設計の商品があります。
大手通販サイトから購入できますので、価格や詳細は下記よりどうぞ。
アマゾン内シルクブレイズワイドトレッドスペーサーのページへ!
Yahoo!ショッピング内シルクブレイズワイドトレッドスペーサーのページへ!
今回装着する商品
今回購入した商品の内容物です。
取扱説明書です。画像をクリックすると画像のみが表示されて見やすくなります。
表と裏です。
私が購入したフロントとリアのセット品の厚みは、フロント16mm、リア27mmで純正アルミホイール専用設計品です。
18インチの純正アルミホイールでも、もちろん違法なはみ出しや、スライドドアとの干渉など心配ありません。
私は、装着したままユーザー車検(自分で検査場へ持ち込み)で通過しました。
アライメントの調整は必要なのかと思い調べてみたところ、もともと合っている状態でワイドトレッドスペーサーを装着しただけの場合は、必要ないようです。
取付方法
取付方法は、ジャッキアップする前に十字レンチなどでナットを少し緩めます。
ジャッキアップします。
安全のためにジャッキスタンドを使用しましょう。2基セットで数千円で購入できます。
ナットをすべて緩めてタイヤを外します。
スペーサーと接触する取付面をの汚れやサビなどをワイヤーブラシできれいにします。
私が作業した場所のような砂利の上では、ジャッキが埋もれて斜めになりジャッキが倒れて車両がジャッキから落ちる危険がありますので、コンクリートやアスファルトなどの硬い地面の上で作業しましょう。
ワイドトレッドスペーサーを装着します。フロントとリアを間違えないように厚みを確認しましょう。
十字レンチなどで製品に付属されているナットを5か所軽く締めます。
次に必ずトルクレンチを使用して規定の強さでナットを締めます。
トルクレンチを使用しないと、締めが足りなかったり、締めすぎたりすると非常に危険です。
通販ですぐに購入できます。
私が購入したエマーソンのトルクレンチセットです。
14/17/19/24mmソケット 21mm薄口ロングソケット/エクステンションバーが付属していたので購入しました。
トルクレンチの取扱説明書です。
裏です。
全てトルクレンチでナットを締めたら、タイヤを取り付けます。
タイヤを取り付ける際は、下記画像のようにボルトがホイールの穴の中心にない場合ナットがうまく締まりません。(ワイドトレッドスペーサーがあるなし関係なく)
5本ともボルトがホイールの穴の中心に来るようにタイヤを装着して、ナットを締めましょう。
この時も十字レンチなどで5本とも軽く締めます。
そのあと本締めしやすいようにジャッキを少し下げます(タイヤを地面につけてタイヤに車重が少し乗るぐらいまで下げる)。
トルクレンチで既定の強さで5本とも締めます。
4本すべて取付れば完了です。
下記画像の左側が装着前、右側が装着後です。
まとめ
ワイドトレッドスペーサーを装着後は、定期的にナットの緩みがないかトルクレンチで締め直しをしましょう。
画像では大差はないように見えますが、実際に見るとかなり違います。
特に、ヴェルファイア・アルファードのタイヤは、タイヤハウスの内側に入り込んでいて気になります。
装着して、より一層迫力が増して大満足です。
皆さんも安全性に注意してワイドトレッドスペーサーを装着して楽しいカーライフを過ごしましょう。